医療事務の勉強の始め方から受験までの流れについて

2018年10月7日日曜日

医療事務

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医療事務の試験を受けたいけれど、具体的にどう進めていったらいいのかわからない。という人は割と多いと思います。
(同じく受講していた講座の人達も、わからない。難しい。と言っていました。)

私自身、医療事務については経験したことがなかったので、ニチイ学館の講座を受講するまで内容について、わかりませんでした。
講座を受講し始めると、専門用語や薬価の計算方法。わからないことだらけでした。

通学で医療事務を学びましたので、どういった手順で試験勉強を進めていったらいいのか。
勉強の始め方と、試験に向けてのスケジュールの立て方について、私の体験談を絡めてのお話しになりますが、これから勉強して試験を受けたいという人は、自分に当てはめてみて下さい。
まずはじめに、

学習スタイルを決めましょう

学習の方法には、通学、通信、独学の3つがあります。
1番望ましいのは通学です。次に通信、最後が独学の順番になります。

時間の融通が利く場合は、(私が通学で資格を取ったので、個人の経験談として)通学をおすすめしたいところですが、すべての人がそうではないので、自分に向いていると思う方法を選んでください。

通学でないとダメとか、通信の方がいいとか、独学はおすすめしない。

そういうことではなくて、あくまで「自分だったらこの学習方法で進めていきたい」というのを選んで欲しいです。
○○さんがこれが良いと言ったから選んだというのでも良いです。最終的に勉強するのも、受験をするのもあなたです。
あなたが以外の人が医療事務の資格を取るのではありません。
他の誰でもない、あなたが資格を取るために勉強するので、「あなたが良いと思った方法を選んで、勉強してほしい」というのが私の思いです。

通学、通信、独学のどれにしたらいいか決めかねている人は、自分が何を重視するのか考えてみてください。

例えばですが、
  • 教えてもらいながら勉強したい場合は、通学>通信>独学
  • 時間的に通うことがやや難しい場合は、通信=独学>通学
  • 学習にかけるお金を抑えたい場合は、独学>通信>通学
など、勉強の方法はあります。あなたはどれを選びましたか?

何ヶ月で合格するか決める

学習スタイルが決まったら、受験までの期間を決めましょう。
ダラダラと勉強を始めても、いつ受験(合格)したいのかというゴールを決めなければ、なかなか身を入れることはできません。

一つの目安として、3か月で合格すると決めるのもいいです。
あまり長く期間を取ってしまうと、人によってはダラけてしまうことがあるので、3か月~4か月程度、もしくは5か月と決めましょう。
勉強していくうちに、3か月は難しいと感じたら、+1か月追加するなど、自分の学習状況に応じて期間を調整してみましょう。

私の場合の学習スケジュール

学習スタイル(通学、通信、独学)が決まって、合格するための学習期間が決まりました。
次は、勉強の進め方について決めていきましょう。
勉強の進め方もさまざまありますが、ここでは私が体験した学習時間を一つの例として紹介します。

【私の場合】
実技① 3日×5時間=15時間
学科16日×5時間=80時間
実技②16日×5時間=80時間
合計175時間でした。
(途中欠席や早退をしていたので、学習したのは160時間くらいだと思います。)

職業訓練での受講でしたので、通常の通学には当てはまらないかもしれませんが、合格率は非常に高かったです。
同期での合格率は90%以上でした。
上記の学習時間(175時間)に近いだけ勉強するのが良いというわけでもありません。
勉強時間をある程度確保するの大事ですが、1番大事なのは、効率の良い学習の仕方です。

学習時間の作り方

先程、例として私の学習時間をお伝えしました。
働きながら、子育てしながら勉強するのはまとまった時間があまりとれません。
ですので、常にテキストをカバンの中に入れておいたり、手の届く場所に置いておいて、スキマ時間を使って欲しいです。

通勤途中の電車やバスの中、テレビを見る前など、まとまった時間が取れる取れないに関係なく、ちょっとした時間を使って学習内容に触れて下さい。
平日はスキマ時間、休日にある程度まとまった時間を確保しながら、勉強を進めていきましょう。

スケジュールを決める

私の場合は約35日の勉強日数でした。医療事務講座を開設しているスクールのほとんどが学習期間を3か月と決めているので、3か月の場合で説明していこうと思います。

ざっと下記のような予定を組みます。
①1週間~3週間(または4週間)テキストを読む。
ただし、診療報酬点数の本は除きます。
②4週間~7週間(または8週間)テキスト読む+練習問題
③8週間(または9週間)~12週試験前日(または試験前々日)過去問+模擬試験

学習の基本

限られた時間で学習するので、ノートは作りません。
勉強する=ノートにまとめる。というのは、効率は良くないし書くのに手が疲れるので、おすすめしません。ノートは作らないで下さい。

1か月目はテキストを読む

え、テキスト読まなくちゃいけないの? と思った人もいると思いますが、読みません。
正確には「黙読してはいけません」
黙読は時間がかかるし、読んでいるとどうしても意味を理解しようと考えてしまいます。医療事務を勉強する人のほとんどは、勉強する内容がわかりません。

わからないことを学ぶのに、最初から理解しようとテキストに挑むのは無謀です。
黙読ではなく、行に並ぶ文字を目でなぞっていきます。速読でいう視読というのをしていきます。

視読は、目で見て理解する読み方をいいますが、絵を見る感じで文字を見ます。
このとき、文字を読まないで下さい。読んでしまうと、テキストを消化できずに時間がかかってしまいます。

目で文字を見ていって、テキストを読み終わったら次のテキストにどんどん移って下さい。すべてのテキストを見たら、また最初のテキストを見て、ひたすらテキストを見続けて下さい。

テキストを繰り返し見続ける理由

イジワルをしているわけではありません。テキストを見る理由がちゃんとあります。

学習ボリュームを把握する

わからないものをわかろうとするのは大切なことです。しかし、最初からわかろうと思って勉強してはいけません。
まず最初に、学習する内容がどれだけあるのかを知る必要があります。
闇雲に勉強を進めても、全体が見えなければどんなスケジュールを組んでも上手くいきません。
勉強すると決めたら、まずは試験の範囲を知る必要があります。
範囲を知るためにも、テキストを見てどのくらいのボリュームがあるのか理解しましょう。

学習の拒絶反応を減らすことができる

最初、わからないのでテキストを見るだけで大丈夫なのか、わかるようになるのか、と不安な気持ちになると思います。
少なくとも私はそうでした。

そもそも医療事務がわからないし、合格できるイメージも浮かばない。人間、わからないことに、不安な気持ちを抱いてしまいますが、大丈夫です。

しつこくテキストを見ていくうちに、不安を感じにくくなっていきます。
テキストを見るだけでも、学習効果があって、ちゃんとあなたの頭に記憶として定着していくからです。

拒絶反応が減ってきたら、テキストを見るだけでなくじっくり読んでみましょう。
最初の頃に比べると、すんなりとテキストを読めるようになっていると思いますよ。

2か月目はテキスト読みに練習問題を追加する

テキストを読むのはそのまま継続して下さい。それ+練習問題を解いていきましょう。
練習問題は、学科と実技②です。これが大事な部分です。
実技①の患者接遇は後半くらいに取り組む程度で大丈夫だと思います。

3か月目は総仕上げ 

ラストスパートです。
試験に向けて、問題を解いて解いて解きまくって下さい。
過去問+模擬試験試験は取り組んでください。特に過去問は必須です。

問題を解くのであまりテキスト読むことができないと思いますが、怪しいと思われる部分(例えば保険証の切り替え、年齢や保険証による負担割合など)間違えやすい箇所を読んで確認しておいて下さい。

書き終えて

勉強始め方から学習のスケジュールについて書いてみました。
勉強時間を作ったり、勉強を続けていくのも大変です。

医療事務の資格を取りたい、取ろうという気持ちを持ち続けることが、学習していく上で欠かせません。

勉強を続けていくという気持ちを、試験が終わるまで保つことが大切です。
大切ですが、思ったようにできなくて、途中で気持ちが切れてしまうこともあると思います。(私は実際途中で途切れてしまいました。 )

諦めかけた自分を勇気づけたり、励ましてやる気を起こす必要も出てくるかもしれませんが、覚えておいて欲しいことがあります。
やろう、取り組もうと決めたときの自分を信じて下さい。
自分を信じて続けることで、結果も付いてくると思います。

以上が、私流の医療事務の勉強の始め方から受験当日までの流れです。
医療事務を受験予定の人、これから勉強しようという人も、よかったら参考にしてみて下さい。

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