出典:mazda |
CX-8で発生していた去年のリコールが、1年半経ちようやく順番が回ってきました。
車をし4,5時間ディーラーに預け、代車でMAZDA3(アクセラ)に乗る機会ができたので、今回試乗して良かった点、悪かった点、売れない理由についてまとめてみました。
MAZDA3の良かったところ
販売台数が伸び悩むMAZDA3。
どうなんだろうと思っていましたが、乗ってみて
「これはいい」と思った点を幾つか紹介します。
車体デザイン
(シュッとしているので好きなのですよ…)
カーナビ
CX-8に搭載されているカーナビとの比較になります。MAZDA3に搭載されていたのは純正のカーナビ。マツコネさんです。
映像が非常になめらかで、CX8がアナログだとすると、MAZDA3のはデジタル。
それぐらい違いがありました。
しかも進行方向が変わると、動きに合わせてナビに表示される地図も方向に向かって動くし、動く画像もキレイです。
自社開発の純正カーナビも、ついにここまで来たのか…といった印象。
純正カーナビ(最新)に取り換えたい!と思うくらい、レベルアップしています。
インテリア
タコメーターがとってもシンプルになっています。
CX-8のフォントとまた違うデザインで新鮮です。
フロントガラスに表示される速度表記は、CX-8より小さい文字でした。
MAZDA3の車体がコンパクトだからだと思いますが、少し見づらい印象です。
内装にも力を入れているのがよくわかります。
CXエイトのインテリアにも見劣りしない作りになっていました。
ドリンクホルダーが使いやすい位置にあるのも良かったです。
室内ミラーは普通でしたが、やや小さいと感じました。
定番の収納スペースは健在です。
MAZDA3のここが残念
試乗して感じた残念な点がいくつかあったので、私視点ではありますが書いていきます。シートに座りづらい
車体が低いので、当然ながらシートに座ろうとすると、思った以上にシートが低い。座りづらかったです。
シートが硬い
シートの硬さあまり、シートにあまりお金をかけてないのかなあと言う印象。長時間乗っていると少し疲れるかもしれませんね。
バックモニターが見づらい
車体が低いので、当然バックモニターの位置も低い。CX-5や8などの車高の高いモデルに慣れている人には、バックモニターの表示(低位置)は使いづらいと感じるかもしれません。
ちなみに、CX-8で表示されるバック時に上から見下ろした画像は表示されませんでした。
車幅もそんなにないので、必要ないのかもしれません。
天井が低い
私(身長165㎝)はあまり感じなかったのですが、主人(確か170くらい?)は天井に頭をぶつけたそうです。シートの高さを最大限下げてもぶつかったと言っていました。
身長が高い人は、注意が必要です。
MAZDA3の走り
パワーがあるなぁと言う感じではなかった。加速具合は普通だと思う。
MAZDA3売れない理由
前回の記事で、MAZDA3が売れない理由を書きましたが、改めて売れない理由を考察してみました。高級路線に走りすぎ
マツダ公式サイトにあるMAZDA3の価格は、15Sガソリン2WDが約222万円(税別)となっている。
旧アクセラより、30万円以上高い。
残念ながらファミリー層には向かない
正直、MAZDA3に乗ってみて、MAZDA3はファミリーユーザー向けの車ではありません。車体サイズがコンパクトなので、明らかに1人、もしくは夫婦2人に向いた車だと思います。
運転席や助手席のシート位置によって、後部座席の空間が左右されてしまう。
目一杯後ろに下がった状態だと、狭くて窮屈です。
スポーツカーとして考えるならあり
ファミリーカー層には向いていませんが、スポーツカーとして乗るならありです。それでも、車体というかシートが低すぎるのが気になります。
まとめ
価格に見合う魅力があまり感じられないMAZDA3はファミリー層には向かない
MAZDA3はスポーツカーとして考える
MAZDA3、辛口評価になってしまいましたが、乗って感じたことを正直に書かせていただきました。
スカイアクティブXのエンジン搭載モデルも、MAZDA3で今後発売するようなので、スポーツカーとして見るなら、新型エンジン搭載のものが、もしかしたら売れる可能性はあるのでは…?
ただ、何度も言っていますがMazdaの車にユーザーが求めているもの。
それを提供できなければ、正直厳しいかもしれませんね。
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