2021年度内に、家を建てようと予定を立てているみーさんです。
検討しているハウスメーカーの一つに、ミサワホームがあります。
家を建てるにはやっぱり家について勉強する必要があるなぁと、痛感しております。
今回は、ミサワホームさんの家づくりで用いられるミサワホーム独自のパネル工法について調べてまとめてみました。
ミサワホームの木質パネル接着工法とは?
家を建てるために必要な、床や壁、天井など面となる木質パネルを工場で生産しています。出典:ミサワホームHP |
出典:ミサワホームHP |
木質パネルにも、場所によって(床・壁など)造り方やサイズを細かく変えています。
木質パネル接着工法の基本はツーバイフォー工法と同じ
ツーバイフォー工法は、モノコック構造ともいい、壁で支える建築工法です。工場で生産するので、品質は安定していますし、現場では作業を効率化することができるので、工期が短くてすみます。
ミサワホームの木質パネル工法はすごい?
ミサワホームの木質パネル工法がスゴイのは、骨組(芯材)と面材(合板)を一体化させ、全体の強度を高めているので、強固な壁を作り上げています。これにより、建物が外からかかるちからによって起こるねじれを上手く分散させるので、壁や床など家を形成する面が変形する可能性は非常に低くなっています。
出典:ストレススキン効果確認実験(協力:西日本工業大学) |
木質パネル接着工法は、素材の強さを最大限まで引き出した工法です。
木質パネル工法のメリット
気になる木質パネル工法のメリットを紹介します。品質が安定している
ミサワホームでは、一邸ごとに工場で木質パネルを生産しています。
出典:ミサワホームHP |
パネルの中に断熱材のグラスウールを充填し、合板で接着するなど、部材の品質を管理しやすくしているので、安定した品質となっています。
木質パネル工法は、工期が短い
工法によって工期は違ってきますが、ツーバイフォー(2✕4)工法では、3~4か月といわれています。木造軸組み工法は、4~6ヶ月と半年近くかかります。
2つの工期と比較すると、木質パネル工法は2~4か月と短い工期になっています。
断熱性・気密性・耐震性に優れている
木造住宅は高気密な家です。木質パネル工法で建てられた家は木造住宅になるので、断熱性・気密性に優れています。
木質パネル工法で建てられた家は、壁が家を支える構造になっています。
ミサワホームで採用している木質パネルは、地震などの揺れを面で分散させやすくしているので、耐震性があります。
ミサワホームの木質パネル工法の耐震等級は?
地震に対する建物の強さを示す指標として、耐震等級というのがあります。耐震等級は1~3があり、3が一番高い評価です。
地震大国の日本。
ミサワホームの耐震等級が気になったので、営業担当さんに確認したところ…
「耐震等級3取れますよ」
と言われました。
階数が高くなると、耐震等級3は難しいみたいですが、2階建の場合でよっぽどおかしな(間取りにやや無理がある)場合を除き、等級3はとれるようです。
木質パネル工法のデメリットは?
もちろん、あるのはメリットだけではありません。デメリットも紹介します。
建築場所を選ぶ
どこでも建てられると思っていましたが、家を建てようと思っている場所によっては、建てることができない可能性もあります。パネルを搬送できないなど、施工するのが難しい場合は建てられないこともあります。
リフォームが難しい
木質パネル工法は面で家を建てるので、壁が動かせなかったり、間取りが制限されてしまったりするので、リフォームするのは難しいと言えます。木質パネル工法のまとめ
ミサワホームの木質パネル工法について書いてきました。ミサワホームの木質パネル工法をもう一度まとめると、
- 気密・断熱・耐震性に優れている
- 工期が短い
- リフォームは難しい
リフォームは難しいと言われますが、ミサワホームではリフォーム事業も手掛けています。
希望にそったリフォームができそうなので、この点については心配はなさそうですよ。
以上、ミサワホームの木質パネル工法についてでした。
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